sugiken のメモ帳

知ったことを書いていく

山本一成さんを参考にお天気webサービスを作ったら、色々知見を得られた話

こんにちは。
先週末、とあるQiitaの記事を拝見して『FEEL WEATHER』というツイッター名に現在のお天気の絵文字を入れるwebサービスをリリースしました。
そしたら、山本一成さんにRTされるなど、意外と使ってくれる人がいました。
そのwebサービスから得られた知見を書こうと思います。

何を作ったのか

otenki.popapp.me

これ↑を作りました。

画面はこんな感じ。

f:id:kentear:20180417120012p:plain

Twitterでアカウントを登録してくれたひとが利用できます。

登録するのは天気を取得した都道府県と自分の名前だけ!
名前に「-tenki-」を入れたところが、その都道府県の現在のお天気になります。

三番煎じでもいいじゃない

冒頭に、

とあるQiitaの記事を拝見して

と書いてあるように、今回作ったwebサービスはとある人の真似です。
トレンドにも出てたので、ご覧になった人も多いかもしれません。

qiita.com

この記事こそ、リリース後にRTしていただいた、山本一成さんの記事でした。
この記事を見た段階では何も作ろうと思っていませんでしたが、ミルトさんのツイートを見て思いつきました。

つまり僕は、山本さんの真似をしたミルトさんの真似をしたのです。

リリース後に以下のようなツイートをしたのですが、両者とも(おそらく)好意的に受け止めていただいたようでよかったです☺️

こうやって他の人が考えたアイディアを元にサービスを作るのは、少し気が引けますが、自分の成長と注目の集めやすさという点で悪くないです。
『質問箱』のせせりさんのブログにも「真似をしろ」的なことが書いてあった気がします。

あと、界隈が同じなのでリリース後に広まりやすいというメリットもありますね笑

リリースまでの速度を速くする方法

リリースまでの速度をあげる理由は、

同じアイディアはどこかの誰かが思いついてる

という前提に基づいています。

僕たちエンジニアは幸いそのアイディアをモノにする力を持っているのですから、どこかの起業家がエンジニアを探しているうちに作ってリリースしちゃうべきだと思うのです。
少なくとも人脈も経験も浅い学生エンジニアなんて人は、手を動かしたほうが早そう。

今までそう考えてたわけではないですが、今回『FEEL WEATHER』をリリースするにあたり、日頃からたくさん作っていてよかったなと感じました。

速度をあげる方法

  • なんども作る
  • 作ったものをローカルで終わらずにリリースまでする
  • 自分のアセットをためておく

これは量が大切だと感じました。
個人的に鳴かず飛ばずのサービスを今まで5個程度作って来ましたが、着工からリリースまでの速度はどんどん上がっています。

『FEEL WEATHER』は12時間くらいでした。

アセットを作る

これはエンジニアの方ならあると思います。「秘伝のタレ」のようなものですね。
「こういうの作るときはこの構成!」みたいなの。

僕の場合は以下のようになっています。

  • ローカル環境はvagrantで15分で構築
  • サーバーはEC2で10分で構築
  • ドメインは「popapp.me」という当たり障りのない奴に、サブドメインを生やす(低コスト化)
  • deployはcapistranoGithubから
  • 絶対使うgemリスト
  • ユーザー登録周りに慣れておく
  • Admin画面構築に慣れておく

こういうのがいくつかのサービスを作ってるうちにお手製ドキュメントとして溜まって来ました。

普段はRailsでの開発がメインですのでインフラ周りはあまりやっていません。
ですが、最小構成でとりあえずリリースまでできるようにしておけば、後は気楽にRailsでの開発に集中できます。

その点Herokuでの運用もやっておきたいですね。

とはいえ、リリース速度を優先しすぎると

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はい、エラー祭りです。
もはやエラーを検知する仕組みすら入れていませんでした。

至急エラーを吐いたらSlackに通知するようにして、cronの定期実行のlogを残せるようにしました。

いくら急いで作ったとしても、最初は自分や知人の間だけで運用して試すというのが良いですね、当然ですね(吐血)

まとめ

  • 真似事はよい
  • リリースまでの速度をあげる準備を日頃から

最後に

素敵な情報をQiitaに書いてくださり、リリース後に応援もしていただいた、山本一成さん
刺激をくれたミルトさん
ご利用いただいているユーザーの方々
ありがとうございます☺️