FlexiSpot EB2 を買ってみたレビュー [IKEA BEKANT との比較も]
新居に引っ越すに当たり、デスクを新調しました。自分の買った https://flexispot.jp/eb2.html は新しい商品で、Amazon での取扱開始も2021年4月から。そのためかあまりレビューがなかったので、簡単にレビューしてみます。
ついでに、これまで使っていた IKEA の電動昇降デスクの BEKANT ベカント デスク 昇降式, ホワイトステインオーク材突き板, ブラック, 120x80 cm - IKEA との比較も書いてみます。
何を買ったのか
FlexiSpot との電動昇降デスク、EB2を購入しました。
脚: 黒
天板: 160cm×70cm ホワイト
キャスターあり
横幅 160cm は最大幅です。広さは正義。
決め手は
ブランドは周りで使っている人が多く、Youtube などに情報も豊富だったので特に深く考えずに FlexiSpot に決めました。
モデルを選ぶときの比較軸は、
- モーター
- 耐荷重
- 昇降範囲
- 座りすぎアラーム、メモリー、障害検知機能
などです。EB2は、モーターもデュアルで、耐荷重も100kg。それでいて、アラームやメモリー障害検知機能が備わっているのでちょうどよいなと思いました。
そして安い。
上位モデルとの差
では、値段の高い上位モデルとの差が何かというと、一番注意するべきは昇降範囲が狭いことだと思います。
最低高は710mm。日本人の身長だと、少し高すぎるかもしれません。買う前には今ご自身が使っているデスクが何 cm か測ってみると良いと思います。
また、オプションでキャスターを付けられます。電動昇降デスクは大変重いため、一人で移動することは至難の業です。僕は非力なのでつけました。
しかしその結果、キャスター分更に高さが上がることに。床から天板上面までの高さは78.5cmとなっています。
自分は姿勢を良くするために足台を置いているため、「少し高いかな」くらいの感覚で使えていますが、足台を使っていなかったら日常使用は無理な高さです。ご注意を。
FlexiSpot は正直良くわからないメーカーでしたが、品質は悪くないように思えます。強いて言うなら、最初から少し机が汚れていたことくらい。
ただそんなの気にならないくらい、買ってよかったと思いました。まだ Amazon ではレビューが1つもついていない EB2 ですが、おすすめです。
追記
現在 EB2 の取り扱いは終了しているようです。同等性能のモデルはこちらの EJ2 になります。
公式の天板もこちらから購入可能です
BEKANT との比較
引っ越す前は IKEA の BEKANT を使っていました。
正直 FlexiSpot の方が良いです。以下に BEKANT の悪い点を羅列していきます。
- メモリー機能がない
- 奥行きが広すぎる
- 天板が薄い
メモリー機能について
メモリー機能はあれば便利です。 BEKANT はシンプルに上下ボタンしかないため、昇降中ずっと押し続けなければいけません。しかも押してるときに少しでも指が浮くと止まります。「指が浮いたら止まるのは当たり前では」と思うかもしれませんが、これがシビアすぎます笑。
FlexiSpot にしてからは、座るときも立つときもメモリー機能で一回押すだけです。昇降中に一瞬他のことができますし、高さを毎回調整する必要もありません。これが結構便利です。
奥行きが広すぎる
これは人それぞれの使い方によって変わるかもしれません。部屋のレイアウトによっても求めるサイズも変わるかもしれません。
ただ、奥行き80cmがどういう広さかというと、目一杯腕を伸ばしてようやく奥に触れるくらいで、机の奥の方をあまり有効活用できなかったり、配線作業がしんどかったりします。
とはいえ、前の部屋だと横幅が120cmしかなく、この中で最大限置ける天板が、BEKANT しかなかったので仕方ないと考えていました。
天板が薄い
これは完全に不満ポイントです。ディスプレイアームを使う人は要注意です。奥行きが広すぎるにも関わらず、天板が薄いです。上の写真でもわかるでしょうか?
この結果、手前まで伸ばしたディスプレイアームが揺れます。キーボードのタイピング程度の振動で結構揺れます。
そして、ディスプレイアームの設置部分は若干たわみます。これは作業していて大変なストレスでした。ディスプレイアームに付属していた金属板をアーム設置部の裏面に噛ませても無意味でした。
少なくともディスプレイアームを使いたい人は、 BEKANT を使うと後悔すると思います。もしくは天板だけ自分で分厚いのを買うなどの工夫が必要です。
最後に
僕から伝えたいことは、IKEA BEKANT より FlexiSpot を買えということだけです。